外反母趾だと思っていたら強剛母趾でした|足の痛みで病院へ行った話

eyecatch_title_correct

足の親指の付け根が痛い。

私はずっと、外反母趾だと思っていました。

でも、足の専門病院で診てもらうと、診断は「強剛母趾」でした。

この記事は、パンプスの痛みをきっかけに病院へ行き、靴選びの考え方が変わった私の体験談です。

足の痛みや診断・治療については、自己判断せず、気になる症状がある場合は医療機関で相談してください。

最初の違和感

いつからか、親指の付け根の出っ張りが痛むようになって、気になるようになりました。

靴に当たると痛いのはもちろん、靴を履いていない家の中でも、たまにズキッとすることがありました。

そこで、整形外科で診てもらうことにしました。

ところが、

普通だよ。どこが出てるの?

そう言われてしまいました。

自分では出っ張っているように見えるのに。

心の中でそう思いながらも、それ以上は何も言えませんでした
先生がそう言うならそうなのかな、と自分に言い聞かせました。

ひかり
ひかり

自分では気になるのに、うまく伝えられないことってありますよね。

ただ、そのときにひとつアドバイスをもらいました。

スニーカーの紐は、履くたびにちゃんと締めてください。かかとを合わせてから履くようにしてください。

靴の中で足が動くのが良くない、とのことでした。

……正直に言うと、忙しいとつい適当に履いてしまいます。
分かってはいるんですけどね

インソールと1080との出会い

それでも、親指の付け根の出っ張りは目立つし、気になります。

しばらくして、通っている整骨院でも聞いてみました。

でも、そこでも骨の出っ張りそのものには触れられず、

扁平足気味ですね。インソールを入れた方がいいですよ。

と言われました。

ネットでインソールを調べてみたものの、種類が多すぎて選べません。実物を見たいと思い、スポーツデポで足を測ってもらうことにしました。

そこで自分に合うインソールを選んでもらい、靴のことも相談したときに教えてもらったのが、ニューバランス Fresh Foam X 1080 v14でした。

実際に1年半履いているニューバランス Fresh Foam X 1080 v14(黒)の実物写真
実際に履いているニューバランス Fresh Foam X 1080 v14です。

その場ではすぐに決められず、一度持ち帰って家で調べました。

「これなら、いいかもしれない」と思ってから、もう一度お店に足を運び、実際に試着して自分に合うサイズを買いました。

実際に履いてみると、クッション性に驚きました。こんなに足裏がふわっとする感覚は、私にとって初めての体験でした。親指の付け根にも当たりにくく、私にはかなり履きやすい一足でした。

パンプスの痛み

ある日、ホテルのレストランへ行くことになりました。

そのとき履いたのは、前の年にも履いていたパンプスです。

「去年も履けたし、大丈夫だろう」

そう思って出かけたのですが、歩き始めてすぐに痛みが出ました。

親指の付け根の骨が、パンプスに当たる。

一歩歩くたびに痛い。

「こんなに痛かったっけ?」

だんだん、レストランを楽しむ気持ちよりも、「早く靴を脱ぎたい」という気持ちのほうが強くなっていきました

このパンプスの痛みが、「一度ちゃんと足を診てもらおう」と思ったきっかけでした。

そのときの服装選びは、AIにコーディネートを相談した記事にも書いています。

AIで探した足の専門病院

AIで足の専門病院を探している50代女性の水彩イラスト
病院探しにもAIを使ってみました。

まず困ったのが、「どこの病院へ行けばいいの?」ということでした。

普通の整形外科でいいのか、足を専門に診てくれる病院があるのか。自分で検索しても、情報が多すぎると迷ってしまいます。

そこで、Perplexity(パープレキシティ)というAI検索サービスに、「〇〇県、足専門病院」と、住んでいる県名を入れてそのまま聞いてみました。

Perplexityに県名と足専門病院と入力して病院を探したときの画面。県名や病院名はぼかしています
実際にPerplexityで聞いたときの画面です。県名・病院名は伏せています。

すると、足を専門に診てくれる病院の候補がいくつか出てきました。余計な情報が少なく、候補を整理して出してくれるところが、私には使いやすかったです。

ただ、候補の中には、すでに閉院していた病院も混ざっていました。AIの答えをそのまま信じるのではなく、1件ずつ自分で確かめることも大切だと感じました。

「ここなら足を専門に診てもらえそう」

そう思える病院を見つけて、受診することにしました。

強剛母趾という診断

診察では、レントゲンを撮ってもらいました。

そして先生から言われたのは、思っていたのと違う言葉でした。

外反母趾ではなく、強剛母趾ですね。

ずっと外反母趾だと思っていたので、正直びっくりしました

強剛母趾は「きょうごうぼし」と読みます。私も、病院で言われるまで知りませんでした。

先生は、外反母趾との違いを説明してくれました。

ざっくり言うと、外反母趾は親指が人差し指のほうへ曲がっていく変形。一方で、強剛母趾は親指の付け根の関節が硬くなり、動きにくくなったり痛みが出たりするものだそうです。

外反母趾と強剛母趾の違いをやさしく説明する足の水彩イラスト
左は外反母趾のイメージ、右は強剛母趾のイメージです。丸で示した部分は、親指の付け根の関節を表しています。
外反母趾や強剛母趾の説明は、日本整形外科学会・日本足の外科学会の情報も参考にしながら、私が病院で聞いた範囲でやさしくまとめています。

先生はレントゲンの画面を見せながら、親指の関節がどうなっているのかを説明してくれました。

以前、別の整形外科で「普通だよ」と言われたこともありました。でも今回は、足の専門医に診てもらい、説明を受けて診断名が分かったことで、納得できた感じがしました。

私の場合は、今すぐ何かをするというより、まずは様子を見ることになりました。特別な治療や指示があったわけではなく、「気になるようなら、また相談しましょう」というくらいの様子見です。

ただ、悪化すれば手術という選択肢もあると聞きました。骨を削るような話も出て、急に怖くなりました。

できれば手術は避けたい。

そう思いました。

初診とレントゲン検査でかかった費用は、3,000円くらいだったと思います。病院や検査の内容によって変わるので、あくまで目安です。

パンプスを無理して履かない選択

この診断を受けてから、私はひとつ決めました。

パンプスは、無理して履かない。

以前の私は、「少しくらい痛くても我慢すればいい」と思っていました。

でも、これから先も自分の足で歩き続けることを考えると、痛みを我慢してまで履くものではないなと思ったのです。

おしゃれも大事です。でも、足を守ることはもっと大事。

この出来事をきっかけに、靴選びの考え方が変わりました。

足を守る靴選び

それまでは、靴を選ぶときに「痛くなさそう」「骨に当たらなさそう」という目線で見ていました。

でも診断を受けてからは、もう少し踏み込んで考えるようになりました。

私が靴選びで意識するようになったこと
・親指の付け根に当たりにくいこと
・長く歩いても疲れにくいこと
・足が靴の中で動きすぎないこと
・見た目だけで選ばないこと

実は、今も履いている1080に出会ったのは、強剛母趾だとわかるより前のことでした。

もう1年半、履き続けています。

1080を1年半履いて感じたことや、買う前に確認したポイントは、ニューバランス1080のレビュー記事に詳しく書きました。

ただ、診断を受けてからは、

もし、この靴が急に履けなくなったらどうしよう。

という不安も出てきました。

そこで、AIにも相談しながら、予備の一足を探すことにしました。

  • 扁平足気味であること
  • 強剛母趾であること
  • 仕事で立っている時間が長いこと
  • 普段にも履きやすいこと

ひとつずつ条件を伝えながら、一緒に探していきました。

AIは、靴を勝手に決めてくれるものではありません。でも、自分の条件を整理しながら、一緒に考えてくれる相手にはなってくれます。

私にとっては、それがとても心強かったです。

まとめ

足の親指の付け根が痛くなったとき、私はずっと外反母趾だと思っていました。

でも実際に病院で診てもらうと、強剛母趾でした。

見た目だけでは、分からないこともあるのだと思いました。

そして、痛みを我慢してパンプスを履くよりも、これから先も歩き続けられる足を大切にしたい。

そう考えるようになりました。

年齢を重ねると、靴選びはただのおしゃれではなくなってきます。

  • 自分の足に合うか
  • 無理なく歩けるか
  • 痛みを我慢しなくていいか

そういうことが、本当に大切になってくるのだと感じています

参考:日本整形外科学会「外反母趾」日本足の外科学会「疾患ガイドパンフレット」

📖 50代の暮らしの記事をもっと読む

コメント