【最終回】障害年金の申請を振り返って気づいた3つのこと

障害年金
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(初診日/診断書/日常生活)

この記事では、
私が申請を振り返って「ここを押さえておけば進めやすかった」と感じた3つのポイントをまとめています。
むずかしい制度の話は最小限で、体験から見えた部分だけをお伝えします。


① 初診日ーまずここが決まる

障害年金では“初診日が制度のスタート”になります。
ここが決まると、どの制度で進むかがはっきりします。

私の場合は、幼少期に発達センターで診断されたため迷いませんでしたが、
「どこが最初だったか思い出せない」方もいると聞きます。

必要な人は、次のような確認方法があります。

【初診日の確認の手順(必要な人だけでOK)】

  • 母子手帳・検診記録:発達相談や紹介の記録
  • 昔の受診券や診察券:病院名を思い出す手がかりに
  • カルテ開示の依頼:記録が残っている場合のみ確認できる

すべてを揃える必要はありません。
思い出せる範囲で、最初に相談した場所を整理するだけでも、申請は進みやすくなります。


② 診断書はー審査で最も重視される書類

診断書は、障害年金の審査でいちばん重視される書類です。

私は、診察で医師に聞かれたことに答える形で進みました。
特別な準備をしたわけではなく、ふだん通りの気持ちで診察に行きました。

ただ、必要な人は

  • 心配していること
  • 日常で特に困る場面
  • 支援が必要になる状況
    を1つ2つだけメモしておくと、伝え漏れを防ぎやすいです。

【短いフレーズ例】

  • 「同じ説明でも理解が難しく、繰り返しの声かけが必要です」
  • 「外出時は状況判断ができず、付き添いがないと危険です」

“うまく書こう”としなくて大丈夫
あなたの言葉で伝えるのが一番です。


③ 日常生活欄はー特別な書き方は不要

「できないことを書く」と考えると構えてしまいますが、
実際は ふだんの生活で支援が必要な場面をそのまま書く だけで十分です。

【短い文章例]

日常生活欄は“生活の記録”です。
完璧な文章より、いつもの様子を素直に書くことが一番伝わります。


🔚 最後に

申請は不安も多いですが、ひとつずつ進めれば大丈夫です。
迷うところがあれば、
**年金事務所(0570-05-1165)**でも相談できます。

私の経験が、どこかで誰かの安心につながりますように

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👉 就労移行支援はどう選ぶ?【第1話】

※本記事は筆者の経験に基づいています。制度は必ず公的機関で最新情報をご確認ください。

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