息子は幼い頃、自閉スペクトラム症と診断され、
コミュニケーションが苦手で特別支援学級に通っていました。
成長し、就職活動の頃には軽度の知的障害もわかり、支援を受けながら歩んできました。
それでも私は、どこかで思っていました。
「うちには障害年金なんて無理」 と。
🔶この記事でわかること
- 「軽度でも受給できる」と気づいた理由
- 相談窓口で得た支援制度との出会い
- 年金制度が“無関係”から“希望”へ変わった瞬間
1.転機は、退職を決断した日
▶ 息子の「辞めたい」の言葉から始まった不安
状況を受け止めた瞬間、胸に広がったのは安堵ではなく不安でした。
これから、どうすればいい?
収入も未来も見えず、考えようとしても頭が真っ白。
ここが、我が家のスタート地点でした。
2.必死に調べて、見えた一筋の光
▶ 相談窓口と支援制度の存在を知る
自治体の障害相談窓口、就労移行支援制度の存在を知り、
私は初めてこう思いました。
軽度でも、受給できる可能性があるのかもしれない。
暗闇に小さく灯るような、その気づきが希望の始まりでした。
3.専門家へ依頼し、申請へ前進
▶ 書類作成は決して簡単ではなかった
社労士に依頼し、申請が動き出しましたが
ここから先は決して平坦ではありません。
書類と向き合い、思い出し、言葉を探す日々——
大変でした。
続きは第2話へ。
🔶 第1話まとめ
- 「軽度=対象外」ではなかった
- 相談と情報が希望につながった
- 障害年金は“知って初めて選べる制度”
小さくても確かな光は、未来のあかりになりました。
👉 第2話へ
➡ 書類と向き合うことは、息子の人生と向き合うことだった
🔗 第2話|こんなに細かく書くの!?
🔗 第3話|こんなに書類があるの!?
📚制度理解に役立った一冊
📘 マンガでわかる!障害年金
制度の流れがやさしく整理されていて、最初の入り口にぴったりでした。
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💼 働く未来を考える選択肢
就労移行支援は 働く力と自信を育てる場所。年金と並行すると心の余裕が生まれます。
※本記事は、筆者の経験および独自の調査に基づいてまとめています。制度の正式な情報や最新の内容については、日本年金機構や年金事務所、または専門の社会労務士にご確認ください。

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