診断書の壁をどう越えた?社労士と進めた申請の流れ【第3話】

障害年金
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一番大きな壁 ― 医師の診断書と向き合った日

申請書類を揃え、息子の成長を言葉にしたあと。
次に立ちはだかったのは、医師の診断書でした。

障害年金の申請は
「書類が書ければ終わり」ではありません。
むしろここからが本番でした。


🔶この記事でわかること

  • 診断書でつまずきやすい理由
  • 初診日と現在の診断書が必要なワケ
  • 社労士と連携することで突破できたこと

◆ 最初の壁は「初診日の証明」だった

息子の診断は幼い頃。
通院も断続的で、長い期間が空いていました。

障害年金では いつ最初に診断を受けたか が重要。
しかしカルテは永遠に残るとは限らず、
年月が経つほど記録が残っていないこともあります。

不安の中で病院に問い合わせると——
古いカルテが残っており、診断書を発行していただけました。

※初診が昔の場合、早めの確認が安心につながります。


◆ 次に必要なのは「現在の状態」を示す診断書

初診の証明だけでは申請できません。
今の生活の困難を医師に書面で示す必要があります。

しかし、受診歴が少ないと
医師が 生活状況を正確に把握できない こともあります。

そこで私たちは、社労士さんに相談し
障害年金の診断書作成に理解のある医療機関を紹介してもらいました。
通院の継続と連携で、診断書は無事に取得できました。

距離は遠かったけれど、
それが申請の扉を開いた鍵でした。


◆ 決定通知が届いた日

申請後は数ヶ月、待つしかありませんでした。
「軽度だと難しい場合もある」
そう聞いていた私は、不安で落ち着きませんでした。

そしてある日、ポストに封筒が届きました。

通知を見た瞬間、胸の奥で何かがほどけました。
息子は 未来を支える灯り を手に入れました。

※遡及は認められませんでしたが、受給開始は大きな前進でした。


🔶第3話まとめ

気づき内容
診断書は申請の要初診・現在の診断の両方が必要
通院の継続が強い味方に医師が変わる場合は特に連携が大切
待つ時間は不安だったが希望に届いた受給開始は「未来への灯り」

申請は簡単ではなかった。
でも、一歩ずつ進めば道は開きました。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
もしまだ第1話・第2話をご覧でなければ、流れがより分かりやすくなります。
よろしければこちらからどうぞ👇

👉 第1話|無理だと思っていた制度に光が差した日

👉 第2話|申請書類は、息子の28年間との対話だった

次回:よくある疑問と不安に答えるQ&A編

よくあるつまずきポイントを、質問形式で整理していきます。
書類・診断書・医師とのやり取りなど、実体験をもとに解説します。

👉 Q&A11選|申請でつまずきやすい疑問まとめ


📚制度理解に役立った書籍

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📘 マンガでわかる!障害年金
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※本記事は、筆者の経験および独自の調査に基づいてまとめています。制度の正式な情報や最新の内容については、日本年金機構や年金事務所、または専門の社会労務士にご確認ください。

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